LEGEND

伝説の
ダイヤモンド

過去から現代まで、伝説と呼ばれた数々のダイヤモンドがあります。
人々の憧れでもあった数々の宝石をみてみましょう。

カリナン

530.20カラットを誇る『カリナン』は、世界最大のダイヤモンドで1905年に南アフリカのプレミア鉱山で発見された3,106カラットの巨大なダイヤモンド原石の一部です。

鉱山の所有者トーマス・カリナンの名前にちなんで名付けられ、イギリスと南アフリカの結束の証としてイギリス国王エドワード7世へ贈呈されました。

ちなみに『カリナン』は、オランダのアッシャーダイヤモンド社が研磨を施します。巨大な原石の研磨にあたり、時間をかけて観察と分析を重ね、9個の大きなダイヤモンドと96個の小さなブリリアントカットダイヤモンドに研磨されました。小さなダイヤモンドで作られたネックレスは、世代を超えてエリザベス2世へと受け継がれています。

コ・イ・ヌール

14世紀には発見されていたと言われる『コ・イ・ヌール』は「光の山」を意味し、オーバルカットで105.60カラットの大きさを誇ります。

不思議な力を持つ神からの贈り物であり、「このダイヤモンドを持つものが世界を制する」と多くの人々に信じられてきました。

幾多もの争いの中で数多くの所有者の手に渡り、ルシア帝国の崩壊後、インドに渡ったといわれています。シク王国とイギリスの間で勃発した戦争後の1850年にヴィクトリア女王に献上されました。その後、より現代なスタイルと形に研磨し直され王冠に飾られます。現在は、戴冠用宝玉としてロンドン塔に所蔵されています。

ホープ・ダイヤモンド

45.52カラットを誇る世界で最も有名なカラーダイヤモンド。1668年、フランス国王ルイ14世の所蔵になり、「フランスの青」と命名されブルボン王朝の宝とされました。

1839年、イギリス人の銀行家ヘンリー・フィリップ・ホープに買い取にられ、「ホープ・ダイヤモンド」の名が付けられます。ホープの死後、この青いダイヤモンドを受け継いだ彼の家族、宝石商、ブローガー、ロシアの皇太子、皇太子の愛人など相続した者は、ことごとく死や破産などの不幸家族に襲われるようになったため、「呪いのホープ」と呼ばれるようになりました。

1949年、ニューヨークの有名なダイヤモンド商ハリー・ウィンストンが購入。現在はワシントンD.Cの国立自然史博物館に寄付され、「宝石の間」で展示されてます。

ピンク・スター

競売で宝石すべての史上最高額を記録した、完璧すぎるダイヤモンドは『ピンク・スター』と呼ばれ、言葉では言い表せないほどの美しさを誇ります。

香港で7,100万ドル(約78.8億円)を超える高値で落札されたピンク・スター。59.60カラットの大きさ、IF(インタナリー・フローレス)のうえ、非常に希少なファンシー・ビビッド・ピンク・カラーを有するこのダイヤモンドは、1999年に南アフリカで採掘され、2年の歳月をかけてカットされました。