• 2021.08.25

地金とはどんな金属?金以外にもプラチナやロジウムもある!価格はどのぐらい?

地金とは?

地金とは、金などの貴金属を貯蔵しやすい形に固めたもののことを指します。インゴットとかバーと呼ばれることもありますし、延べ棒と呼ぶこともあります。呼び方は違っても、どれも地金のことを指します。

地金は一般的に、投資目的で保有されます。そのため、素材は金やプラチナ、銀など、希少性が高く、高価なものが一般的です。基本的には複数の金属が混ざっているものではなく、金なら純金で地金が作られますし、プラチナや銀なども、純度100%のものが素材として選ばれます。他にも、パラジウムやアルミニウム、ピューター、亜鉛などの地金もあります。

地金による資産形成や資産管理は、多くの資産家から注目されています。通貨や株式などの資産価値は、国や企業の信用度合い、市場の動向によって変動します。近年では、安定した価値があると考えられていた国や大企業が破綻するケースもあるため、資産価値のできるだけ値崩れしないものが好まれています。そこで注目されているのが、経済や景気によって価値が左右されない地金なのです。

地金の刻印についてもしっておこう!

地金の表面には、刻印がされています。刻印はその地金の情報を示していて、一つ一つが異なります。

まず、どのメーカーが製造したものかというブランド名が刻印されています。金属の種類ごとに主要メーカーは異なり、金なら住友金属鉱山がよく知られていますし、プラチナなら日鉱金属やジャパンエナジーなどが有名です。必ずしも知名度が高いメーカーの地金でなければいけないわけではないものの、品質の点で安心感を得たいなら、よく知られているメーカーのものを選ぶのがおすすめです。

地金には、重量も表示されています。重量はグラム表示となっていて、軽量なら1gからありますし、重量のあるものなら1,000gなどもあります。軽量のものは地金という形ではなく、ペンダントなどの形となることが多く、アクセサリーとして身に着けることもできます。

また、地金には一つ一つ、地金番号としてシリアルナンバーが刻印されています。もしも同じシリアルナンバーが存在するとしたら、どちらかが偽物ということになります。ただし、古い時代に製造された地金は、シリアルナンバーがぼやけて識別しにくいものもあります。識別できないからといって、必ずしも偽物というわけではないので、注意してください。

純度がどのぐらいかという点も、地金に刻印されています。日本の公認市場に流通するものは純度が99.99%のみとなっていて、表記方法は千分率の999.9となります。ただし、プラチナの場合は最高純度が99.95%で、表記は99.95となります。

金、銀、プラチナ、ロジウムなど、貴金属の種類を知っておこう!

地金として製造される貴金属にはいくつかの種類があり、よく知られているものだと、金や銀、プラチナなどアクセサリーの素材としても使われるものがあります。その他に、銅の地金などもありますし、割金として使われることが多いロジウムやパラジウムの地金も存在します。

これらの貴金属の地金は、どれも同じ価格で売買されているわけではありません。それぞれ流通価格が異なり、希少性や流通量などによって、価格は変動しています。資産として地金を保有するなら、売買する際の価格にも注意を払うと良いでしょう。

これらの地金は、貴金属の地金売買を行っている業者で購入できます。購入の際には、身分証明書などの必要はありません。しかし、売却したい時には、身分証明書の提示が求められるので注意しましょう。

間違えやすい刻印とは?

地金の刻印の中には、勘違いしてしまいやすい刻印があります。例えば、Pt100という刻印です。Pt100というと、プラチナ100%だと勘違いしてしまう人は多いのですが、Pt100はプラチナの純度が10%で、残り90%は割金が使われているというものです。リーズナブルなプラチナとして人気のPt100ですが、プラチナ100%ではないので注意してください。地金としてはあまり一般的ではない純度なので、もしも見かけたら、刻印をきちんと確認した上で、品質をチェックすることをおすすめします。

また、P/Sという刻印は、プラチナとシルバーが含まれているという意味です。地金としてはこれも一般的ではなく、ファッション性が高い、地金風のアクセサリーだと考えるのが良いかもしれません。ちなみに、P/Sとはプラチナが10%でシルバーが90%含まれている素材ということを表しています。

まとめ

金やプラチナなどの貴金属で資産形成をするなら、地金という形がおすすめです。地金の表面には、素材や重量、製造メーカーや地金番号が刻印されていて、全く同じ刻印の物はありません。特に、地金番号は一つ一つ異なるので、もしも同じ番号のものがあったとしたら、どちらかが偽物ということになります。

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