• 2021.08.16

小さいツヅラと大きなツヅラ 男度がみえる究極の選択





2つの箱

目の前のテーブルの上に2つの箱がある。

どちらも立方体。
右側の箱は1辺が40cmほどで、左側の箱は1辺が15cmほど。
重さはどちらも同じ、1kg。

「どちらかひとつ、お持ち帰りください」
そう、言われたらあなたならどちらを選ぶ?
制限時間は1秒。

果たして、選べるだろうか?
迷っている暇はない。

「どっちが価値があるか」お分かりか?

まるで日本昔ばなしに出てくるツヅラのようだが、実際目の前に置かれたとしたらどうだろう?

大きい方を選ぶか、はたまた小さい箱を選ぶのか。

「考えるだけ無駄。そんな機会はないさ」

確かに。 

そんなあなたに ひとつだけ、忠告しよう。
最初から諦めている人間は一生、機会に恵まれることはない。
可能性を否定しない者にだけ、女神は微笑んでくれる。

箱の中身は?

さて種明かしをしよう。
箱の中味だが左がダイヤモンド、右にはゴールドが入っている。

目先の利益だけを考えるなら迷わず、右を選べ。
なぜか。

ゴールド

それはゴールドの換金性が不変だからに他ならない。
多少の増減はあったとしても、その価値は保証されている。
想像してみて欲しい。

例えば江戸時代に流通していた小判。
あれがいくらぐらいの価値かご存知だろうか。
歴史的価値ではなく、純粋にゴールドとしての価値だ。

初期に作られた慶長小判は含有率が84%で18g。
金の単位でいうとK24は100%だからK20といったところだろうか。

となるとゴールドとしての価値はおおよそ10万円前後というところだ。
歴史的価値を入れると実際は倍ぐらいいくようだが、ゴールドとしての価値は変わらない。





ダイヤモンド

対してダイヤモンドはどうだろう?

ダイヤモンドはもともと先物取引されていない。
時代を越えてまでの等価価値が見越せないというのがその理由だ。
これには異論もあるが、今回は省くことにしよう。

一部の意見によると「欲しい人がいればその価値がつく」ということらしい。
確かにそういう側面もあるかも知れない。

しかし例えばユダヤの財閥はそうは考えない。
何か事が起きた際、身軽に運べる財産としてダイヤモンドは優秀だ。

どっちを選ぶ?

右の箱は確実に500万円前後の価値があるだろう。しかしそれだけだ。
それ以下でもそれ以上でもない。

対して左の箱は、わからない。
二束三文かも知れないし、数千億、いや兆の値に匹敵するかも知れない。

さあ、どうする?
私の意見を聞くかい?

敢えて、言おう。
男なら左の箱を手に入れろ。

なぜって?
だってそれがロマンじゃないか。

わかりきった物語はつまらない。
つまらない男の人生なんて、誰も読みたがらないだろう?

■参考

三菱マテリアル
https://gold.mmc.co.jp/howto/products/bullion.html

日本銀行金融研究所
https://www.imes.boj.or.jp/cm/collection/tenjizuroku/mod/webP40_51EarlyModernTimes02.pdf

幻冬舎
https://www.gentosha.co.jp/book/b9114.html

SNSでシェア

SNSをフォロー