• 2021.07.30

ガラス玉のような透明感!アレキサンドライトとはどんな宝石?

アレキサンドライトとは?

アレキサンドライトは、ガラス玉のような透明感があり、美しいジェムストーンの一つです。ロシアでは「皇帝の宝石」とも呼ばれています。

鉱石としてのアレキサンドライトの特徴は、光によって見え方が変わるという点です。例えば、明るい太陽光の下では、青から緑がかった色に見えるのですが、同じ石をろうそくの光で見ると、薄い紫や赤紫、またはオレンジ色に見えるなど、全く異なる色味を見せてくれます。光の加減によって輝きが変わるという宝石は他にありますが、色味が大きく変わる宝石というのはとても珍しく、アレキサンドライトはそんなレアなジェムストーンです。「昼のエメラルド」「夜のルビー」などとも言われています。

アレキサンドライトは、ダイヤモンドと同じような輝きを持つ鉱石です。クリソペリルが生成される過程で変種として生まれ、耐久性が高く、希少性が高いという特徴もあります。近年においては、サファイヤやルビーなどの世界4大宝石と同じぐらい、ニーズが高まっている宝石の一つとして人気があります。石の表面への傷のつきやすさを示すモース硬度においては硬度8と高く、この点でもサファイヤやエメラルドなどととてもよく似ています。

20世紀の初頭には、ジュエリーブランドで世界的な人気を持つティファニーがアレキサンドライトを多く確保したため、ティファニーブランドからアレキサンドライトのアクセサリーがラインナップされました。その当時は、アレキサンドライトの輝きを最大限に表現するために、ブリリアンカットやステップカットをコラボさせたミックスカットが主流でした。

しかし、現在では、ジュエリーブランドがアレキサンドライトを用いたジュエリーやアクセサリーを取り扱うことはほとんどありません。パワーストーンとしても、ジュエリーとしても、アレキサンドライトを見つけることは至難の業と言えるでしょう。ただし、スワロフスキーにはアレキサンドライトガラスがあり、雰囲気が近いジュエリーとして人気があります。

石言葉や石の意味について!

アレキサンドライトは、19世紀にロシアで発見されました。大きなエメラルドが採掘された時に、偶然の産物として一緒に採掘された石の一つがアレキサンドライトだったのです。光の加減によって色が見事に変わる宝石はそれまでに存在せず、当時の若い皇太子アレキサンドル二世にちなんでアレキサンドライトと名づけられました。

こうした名前の由来から、アレキサンドライトには「高貴」「誕生」「出発」「光栄」などの石言葉があります。ライフステージが変わるタイミングでアレキサンドライトを持っていると、新たなスタートをより良いエネルギーの状態で始められるのではないでしょうか。

アレキサンドライトは、光の当たり方によって多彩な色へと変化します。その中でもメインと言われているのは、緑色と赤色の2色です。この色は、アレキサンドライトが発見されたロシアにおいては、陸軍の軍服カラーを連想させる色です。そのことから、この宝石は武運を祈るための守護石や魔除けという意味も持っています。

気になるパワーストーンとしての効果とは?

パワーストーンとしてアレキサンドライトを身に着けると、内面に秘めた個性や純粋さを引き立たせることができます。人間は誰でも、自分では意識していない個性を持っており、気づかないまま生きていることは少なくありません。アレキサンドライトを身に着けることによって、これまで気づかなかった内面に気づくことができ、新たな自分を発見することができるでしょう。

また、アレキサンドライトを身に着けることによって、新しいアイデアや発想が思いつきやすくなるという効果もあります。この宝石の石言葉には「誕生」という意味があり、クリエイティブな仕事をしている人にとってはまさにピッタリのパワーストーンなのです。

アレキサンドライトの評価基準や管理方法も紹介!

アレキサンドライトは硬度や靭性が高いので、普段使いするジュエリーとして身に着ける場合には、特に乱暴な取り扱いをしない限り、割れたり欠けたり、また表面に傷がつく心配はあまりありません。普段のお手入れ方法も、使用した日の終わりに柔らかい乾いた布で皮脂などの汚れを取り除く他、定期的にぬるま湯に中性洗剤を溶かして水洗いすることもできます。

ジュエリーの洗浄方法として人気の超音波洗浄機やスチームクリーナーなどを使っても、割れたりひびが入ったりする心配はほとんどありません。そのため、基本的には安全と言われています。ただし、アレキサンドライトの処理方法としては稀なフラクチャー充填を行っている石の場合には、超音波洗浄機やスチームクリーナーなどの使用はNGです。

まとめ

光の加減によって色が変わる神秘的なアレキサンドライトは、希少性が高く、レアな宝石です。ロシア皇帝にちなんでネーミングされたこともあり、武運や魔除け、お守りとしても高い効果が期待できます。硬度が高いので、普段使いのジュエリーにも適しています。

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