• 2021.07.25

「ルーシーを知っているかい?」大人の男なら、語ってみたいストーリーがある。

ルーシーを知っているかい?

Lucy in the sky with diamonds

~ルーシーはダイヤと空に居る~

なんとも奇妙で神秘的なフレーズ。

ビートルズの8枚目のアルバム。

“Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band”(1967)に収録されている。

“Look for the girl with the sun in her eyes

  And she’s gone”

“The girl with the kaleidoscope eyes”

“Lucy in the sky with diamonds”

(歌詞抜粋)

半世紀の時を超えて尚、ポップスの王道足りうる名曲である。

ジョン・レノンにこの曲を作らせたのは息子ジュリアン。

彼が描いた1枚の絵にインスパイアされたと語っている。

“ダイヤモンドを纏って空にいるルーシー”

なんて、甘美なフレーズだろう。

ルーシーはジュリアンの友だち。

ある日、互いに絵を描きあった。

その絵は確かにキラキラ光るダイヤモンドのようだ。

だからと言って歌にするのはジョンぐらいのものだろう。

ある意味、この曲はジョンとジュリアンの合作と言えるかも知れない。

そもそもダイヤモンドを纏えるのか。

生地に編み込めば、不可能ではないかも知れない。

甚だ疑問ではあるが、不思議と違和感なく受け入れられる。

宇宙そのものが女性をイメージさせるからなのか。

男はいつの世も儚き生き物かも知れない。

歴史的発見

さて、曲の発表から37年後の2004年。

宇宙では天文学者たちは歴史的発見を遂げた。

それまで夢物語に過ぎないと考えられていたダイヤモンドの星。

その存在が確認されたのである。

55 Cancri e

通称“ルーシー”

ビートルズの楽曲に因んで名付けられた。

ケンタウルス座の方向、50光年の距離にあり肉眼でも目にすることが出来る。

大きさは“10 billion trillion trillion carats”(100億・兆・兆カラット)

直径4000km、月より大きい。

しかし実のところ、宇宙では珍しいものではないことも分かってきた。

太陽の大きさのダイヤモンド

専門家に言わせるとこうだ。

「50億年後、太陽が死滅すれば、さらにその20億年後に巨大なダイヤになる」

太陽の大きさのダイヤモンド!

まばゆいばかりに輝くだろう。

それを見ることはないが。

想像するとゾクゾクしないか?

我々はまさにダイヤモンドに守られて生きている。

男はいつだって、見果てぬ夢を追いかける。

Lucy in the sky with diamonds.

彼女は手に入らない。

せめてその片鱗を求めてみようじゃないか。

自分だけの“ルーシー”を探す旅路を楽しめる男になりたいものだ。

参考

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/3492919.stm

https://www.naturaldiamonds.com/epic-diamonds/lucy-largest-diamond-universe-dwarf-star/

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