• 2021.07.25

ダイヤモンドとグラファイト、男の魅力に通じる本質を知れ





“C”

類まれな光を放ち「永遠」の称号を戴くダイヤモンド。

数ある宝石の中で、唯一ひとつの元素だけで生成されている宝石でもある。

ダイヤモンドの化学式。

それは“C”の一文字。

単純明快でシンプル、その姿通り潔い。

Carat(重量)・Cut(輝き)・Color(色)・Clarity(透明度)

品質評価国際基準である4Cに加わる5つ目の“C”

その一文字が雄弁に語りかけるのは孤高の美学に他ならない。

遥か悠久の歴史の中で生まれしもの。

その魂に触れることが出来るのもまた王の資質をもつものだろう。

己の内に熱い想いを秘め、互いが呼び合う存在が必ず居るに違いない。

そしてダイヤモンドにはもう一つ、語りたいストーリーがある。

同じ化学式をもつ物質にその片鱗がみえる。

それは「黒鉛」グラファイト。

一般に鉛筆の芯や乾電池の電極として知られており、ご存知の方も多いだろう。

世界で最も硬いと言われるダイヤモンドに対し、柔らかなグラファイト。

片や電気を通さず、片や電気を通す。

同じ元素記号であるのに異なる性質を有する物質。

このふたつはC(炭素)の「同素体」である。

ふたつの違い

ふたつの決定的な違いは何か?

それはその生成過程と結合方法に他ならない。

ダイヤモンドは一つの原子に4つの原子が結合した共有結合性物質。

対してグラファイトは炭素で作られた層が折り重なる構造をもつ。

図式で2つの物質を見ると性格の違う双子を見ているような錯覚を起こす。

核となる元素は同一であるにも関わらず、異なる気質を有する不思議。

実際の見かけは違っても本質は同じということを教えてくれる。

“男の魅力”にも同じことが言える。

「見かけ」ではなく、その真髄が滲み出し魅力となる。

内側に構築されたものが外側へ隠しきれない光を放つのだ。

地球上に存在する中で最も硬く魅惑的な物質“ダイヤモンド”

ただの宝飾品にとどまらない魅力がそこには在る。

この魅惑の石にふさわしいとお思いの貴方にこそ、ぜひ手にとって頂きたい。

参照

  • ダイヤモンド―性質・合成・加工・応用―

東京工業大学 大学院理工学研究科戸倉和

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/78/3/78_212/_pdf (参照 2021-07-05)

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