• 2021.07.23

日本で愛される宝石コーラルは何月の誕生石?どんな色や意味があるの?

3月の誕生石!コーラル(珊瑚)ってどんな宝石?

コーラルとは、和名で言うと「珊瑚」のことです。3月の誕生石にもなっています。宝石は地中深くから採掘される鉱物が多いのですが、コーラルは鉱物ではなく、海の中で珊瑚虫という有機物が集合体となって作り出す宝石です。珊瑚の結晶は主にカルシウムで作られていて、大きく分けるとアラゴナイトとカルサイトの2つに分類されます。全ての珊瑚が宝石として使われるわけではなく、硬度が高いカルサイトが宝飾品として使われます。

珊瑚と言えば、トロピカルな海の浅い部分に生息しているものというイメージがあります。しかし、これらの珊瑚は宝石としては適していません。宝石として使われる珊瑚は、深海と言っても過言ではないほど深い場所に位置するものが適しています。中でも地中海でとれるコーラルは人類の長い歴史と大きなかかわりがあり、7世紀から8世紀ごろには地中海から中国へ伝えられ、そこから日本へ伝えられました。

現在では、日本も宝飾としての珊瑚を産出しています。日本産のコーラルは品質が良く、イタリアのカメオの原材料としても多く使われています。

コーラル(珊瑚)の石言葉や意味について!

コーラルの石言葉は、幸福や成長、聡明、長寿などです。珊瑚には心のザワザワを鎮めて落ち着かせてくれる効果があり、昔から魔除けや厄除けとして使われてきました。心のバランスを保つ意味があるので、心配性な人や不安に襲われやすい人なら、ぜひパワーストーンとしてコーラルを身に着けるとよいでしょう。

コーラルは、東洋で多くの人に愛されてきた宝石としても知られています。特に、日本においてはコーラルは海の恵みを象徴する宝物だと考えられており、厄除けや魔除けとして身に着ける他、置物として自宅に飾るなどの方法で愛されてきました。娘が厄年19歳になった時に母から贈るなど、現在でも地域によって、女性がお守りとして身に着けるこうした風習が残っています。

コーラル(珊瑚)の色や種類について!

コーラルにはさまざまな色があり、ピンクや赤、白などの珊瑚は、全て自然がもたらした美しい色ばかりです。コーラルの色によって石が持つ効果が少しずつ異なり、ピンク色なら潜在意識を開花させてくれる効果が期待できます。日本ではピンク色の珊瑚を「ボケ」と呼び、高い人気があります。

赤い珊瑚は他の色よりも強いパワーがあり、生命力や精神力を高めることができるとされます。特に血が滴るような深い赤色をしたものは、日本では「血赤」、ヨーロッパでは「オックスブラッド」と呼ばれており、最高品質だと考えられています。

白い珊瑚は、無垢で純粋、純潔という石言葉を持ち、末永い幸せを呼び込んでくれると考えられています。ただし、自然の環境の中で真っ白な色になることは少ないため、白い珊瑚は白さを引き立たせるために、漂白処理されることが多いです。

その他には、黒い珊瑚もあります。近年人気が高まっている色で、磨けば磨くほど艶が出るのが特徴です。大人っぽいシックなアクセサリーに適した珊瑚です。

このように、石言葉や期待できる効果という点では色によって若干異なります。これらのコーラルの複数の色を重ねて、身に着けても素敵です。

取り扱い方法やお手入れの方法も押さえておこう!

コーラルは有機質に由来する宝石です。人間や動物の骨と同じように、カルシウムを主成分としているのが特徴です。硬度が低く、表面や内部に細かい穴があいていることも少なくありません。そのため、他の宝石と同じようにお手入れしてしまうとトラブルが起こりやすくなってしまうので、注意しましょう。

コーラルは、外部からの傷にも弱いという特徴があります。そのため、アクセサリーとして身に着ける際には、ぶつけたり落としたりなど、衝撃を与えないようにくれぐれも注意してください。また、熱にも弱いので、ストーブなどの暖房器具のそばに置いてしまうと、変質の原因となってしまいます。

コーラルはもともと海の中にあった有機質ですが、宝石としての珊瑚は水に対してもそれほど強くありません。水に濡れると表面の小さな穴に水が入ってしまい、そこから成分が流れ出し、変質のリスクが高くなってしまいます。万が一水に濡れたら、素早く柔らかい布でふき取りましょう。

普段のお手入れですが、アクセサリーとして身に着けた日には、必ず汗や脂などの汚れを乾いた布でふき取ってください。他の宝石のように、中性洗剤で洗うとか、超音波洗浄機で洗うということはできません。もしも頑固な汚れが気になる場合には、購入した宝石店に相談することをおすすめします。

まとめ

コーラルは海の中の有機質である珊瑚から作られた宝石で、他の鉱物と比べて硬度がとても低いという特徴があります、また、熱や衝撃に対しても弱いデリケートな宝石なので、普段の使用やお手入れには注意が必要です。

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