• 2021.07.15

貴石の定義や意味は?半貴石や宝石とは何が違うの?





宝石の“貴石と半貴石”の違いとは?

宝石が好きな人なら、貴石とか半貴石という言葉を聞いたことがあるかもしれません。どちらも天然の宝石です。国や地域、ブランドなどによって定義方法が若干異なるため、貴石と半貴石の明確な意味の違いや線引きはありません。貴石も半貴石も、石の品質によって区分されるわけではなく、石の種類によって区分されるものです。そのため、購入するなら半貴石よりも貴石が良い、ということはありません。

基準方法による違い?

貴石か半貴石かは、何を基準にして区別をつけるかによって、どの石が貴石になるかが変わります。例えば専門家の中には、世界4大宝石と呼ばれているダイヤモンドやサファイヤ、ルビーやエメラルドの4つの宝石のみを貴石と扱い、それ以外はすべて半貴石として扱うことがあります。これはヨーロッパの伝統的な考え方に基づいた定義方法です。

しかし近年では、石の美しさによって貴石なのかそれとも半貴石なのかを定義づける方法も人気があります。美しさという基準で分類すると、オパールや翡翠、アレキサンドライト、そして上記に挙げた4大宝石が貴石に分類され、その他は半貴石となります。

他にも、石の硬度による線引き方法や、石の希少性によって貴石かどうかが決められることもあります。ただし、貴石が高級で半貴石がそうではない、ということではなく、どちらも立派な宝石ですし、半貴石でも高値で取引されているストーンはたくさんあります。

総称カラーストーンの種類を紹介!

貴石と半貴石はどちらも、カラーストーンと呼ばれる石が多いという共通点があります。カラーストーンにはいろいろな種類があります。

例えば、世界4大宝石の一つであるエメラルドは、5月の誕生石です。古代エジプトではクレオパトラが愛用されていた宝石と言われており、エジプトには現在でも、当時クレオパトラが所有していたエメラルド鉱山があります。

引き込まれるような赤色が美しいルビーもまた、世界4大宝石の一つです。7月の誕生石として採用されている宝石ですが、結婚40周年を祝う宝石としても人気があります。

赤い色をした宝石と言えば、ガーネットもあります。これもカラーストーンの一種ですが、石の濃淡によって異なる表情を楽しむことができるのが、ガーネットの魅力です。

サファイヤもまた、世界4大宝石のカラーストーンです。サファイヤというと濃いブルーが印象的なイメージですが、近年では青色以外のファンシーカラーを呼ばれる石も人気が高く、ジュエリーなどで購入できます。

世界4大宝石のうち、ダイヤモンドは無色透明で色がついていないという点で、カラーストーンには分類されません。貴石や半貴石にはカラーストーンが多いものの、ダイヤモンドは例外となっています。

10月の誕生石として人気のオパールもまた、カラーストーンに分類されています。この石には遜色効果があり、その時によって美しい虹のような輝きを楽しむことができます。透明度という点では高くないものの、たくさんの人を魅了し続けている宝石です。

その他には、ペリドットやアクアマリン、トパーズなどもカラーストーンに分類される宝石です。貴石か半貴石かの線引きにおいては、これらは半貴石に分類されることが多い石ですが、どれも誕生石と採用されていて、美しい輝きがあります。





誕生石ににはカラーストーンが多い、その理由とは?

1月から12月までの誕生石は、その国や地域によって若干異なります。しかしどの場合でも、それぞれの誕生石に使われている石は、美しいカラーストーンが多く採用されています。ダイヤモンドの王様と呼ばれているダイヤモンドだけは、無色透明なのでカラーストーンに分類されてはいませんが、それ以外は赤や青、緑など美しい色を持つ宝石が、それぞれの月の誕生石となっています。

誕生石にカラーストーンが多い理由は、古代の人々がカラーストーンが持つ美しい色に魅了されたことに由来しています。美しい色を持つカラーストーンは、古代から高値で取引されており、現在でも色の美しさや石の大きさ、また希少価値などによって、なかなか手に入らない高価な宝石というステータスを維持しています。それぞれに、パワーやエネルギーを秘めており、それを誕生石として採用することで、人々はそれをお守りとして身に着けるようになったのです。

貴石や半貴石、そしてカラーストーンはそれぞれ定義や分類方法は異なります。しかし、どれもパワーやエネルギーが強く、身に着けることで異なる効果を得ることができる宝石ばかりです。

まとめ

貴石か半貴石かの定義は明確になっておらず、どのような基準で分類するかによって、同じ石でも貴石となるか半貴石となるかが異なります。ただし、どちらも天然石ですし、石の品質による区分ではなく、石の種類によって分類されます。貴石も半貴石も美しい色を持つカラーストーンが多く、その多くは誕生石としても採用されています。

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