• 2021.06.19

銀の含有量がスターリングシルバーよりも高い!シルバー950とは?

シルバー950とは?

シルバー950とは、銀の純度が95%の金属と定義されます。アクセサリーやジュエリーに使われているシルバーというと、シルバー925が良く知られていて、これはスターリングシルバーと呼ばれることもあります。このシルバー925よりも銀の純度が高いものが、シルバー950です。銀の純度が95%なら、残りの5%には何が使われているかという点が気になる人は多いでしょう。残りの5%には、銀の硬度を高めるための合金が使われています。銀100%では金属として柔らかすぎるため、傷がつきやすくなってしまいます。そのため、硬度が高い他の金属と混ぜて合金にすることによって硬度を高め、傷がつきにくいジュエリーへと仕上げることが可能となります。

シルバー950は、シルバー925と比べると、柔らかくて加工しやすいという魅力があります。そのため、アクセサリーやジュエリーにおいては、手作りした1点物もアイテムの素材として使われることが多いです。また、凝ったデザインや細かい部分までしっかり彫刻が入っているようなアイテムは、シルバー925よりもシルバー950の方が制作しやすいという点で、この素材が選ばれることもあります。

そもそも数字は何を意味している?

シルバー950の950は、銀の純度を示しています。貴金属ごとに純度を表記する方法は異なり、シルバーやプラチナでは純度を100分率ではなく1000分率で表記しています。つまり、純度が100%の銀なら、シルバー1000となるわけです。

シルバー950は、1000分の950の純度ということで、純度は95%となります。この銀の純度表記においては、残りの5%にどんな貴金属が使われているかという点までは明記されていません。多くの場合には、銀の硬度を高める目的で他の金属が混ぜられるため、銅やニッケル、コバルトやアルミニウムなどの金属が使われています。

ただし、スターリングシルバーと呼ばれる銀に限っては、銀の純度が92.5%で、残りの7.5%は銅が使われているという成分の配合分率がはっきりしています。銀の純度が92.5%でも、残りの7.5%が銅ではなく別の金属が使われている場合には、それはスターリングシルバーではなく、シルバー925という刻印となります。しかしシルバー950の場合には、銀以外に使われている5%が銅であっても、それはスターリングシルバーという扱いにはなりません。

純度が高いメリットやデメリットは?

銀の純度が高いシルバー950には、ジュエリーやアクセサリーなどとして加工する際にはデザインしやすいというメリットがあります。シルバーの純度が高くなればなるほど金属としては柔らかくなるため、細かい部分にも凝ったデザインがしやすくなります。デザイン重視のシルバーアクセサリーなどには、シルバー950が使われることが多いです。

純度の高いシルバーは、銀としての価値が高いというメリットもあります。貴金属を使って資産管理したい人にとっては、アクセサリーとしても楽しむことができ、その後で資産としても価値がある純度の高い銀は、ぜひ持っていたい貴金属と言えます。

シルバー950のデメリットは、柔らかいため傷がつきやすいという点です。普段使いするアクセサリーだと、知らないうちに傷がついてしまうことが少なくありません。また、銀は空気に触れることによって黒ずむという性質があるため、銀の純度が高くなればなるほど、黒ずみやすくなってしまうというデメリットもあります。

シルバー選びのポイントについて!

シルバー素材のアクセサリーやジュエリーを選ぶ際には、925か950かにこだわるよりも、デザインや雰囲気、自分のファッションに似合うかどうかという点で選びたいものです。シルバー950でも925でも、経年によってどうしても色は変色してしまいます。その場合には、シルバー用のクリーニング布や液を使うことで、新品同様の輝きを取り戻すことができます。

シルバー素材のジュエリーを作るデザイナーの中には、925やスターリングシルバーを好むデザイナーもいれば、手作り感のある950を好むデザイナーもいます。また、少数ではありますが、インディアンシルバーアクセサリーなどシルバー900を好むデザイナーもいます。デザイナーの好みや嗜好によってもどの純度のシルバーを使うかが異なるので、アクセサリーやジュエリーを選ぶ際には、デザイン重視で選ぶのがおすすめです。

まとめ

シルバー950は、スターリングシルバーよりも銀の純度が高い銀です。金属の硬度を高める目的で別の金属が混ざっていることが多いのですが、純度が高くなることで柔らかくなり、凝ったデザインのアクセサリーへと加工しやすいというメリットが期待できます。同時に、傷がつきやすくなってしまうというデメリットもあるので、注意しましょう。

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