• 2021.09.27

パラジウムとはどんな貴金属?プラチナやシルバーとどう違う?





パラジウムとは?

パラジウムとは

パラジウムとは、8種類ある貴金属の一つで、1800年ごろに発見されました。

プラチナ系の金属で、色はプラチナやシルバーと同じ銀色をしているのが特徴です。

他の貴金属と比べて、パラジウムは比較的低い融点を持っていて、加工しやすいという点が大きな魅力です。

また、自身の体積に対して935倍もの水素を取り込めるという性質もあります。

ジュエリーではパラジウムのみの素材は見かけない?

ジュエリーでは、プラチナや金、シルバーなどの素材のものはよく見かけますが、パラジウム素材というのは聞いたことがありません。

その理由は、ジュエリーにおいてパラジウムが単体で使われることはほとんどないからです。ただし、割金として使われることが多いです。

例えばホワイトゴールドを作る際には、純金に一定量のパラジウムを混ぜて製造します。また、プラチナの硬さを調整する目的でパラジウムを混ぜるケースも珍しくありません。

ジュエリーの刻印にパラジウムという表記はないものの、裏方として活躍しています。

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使用の用途や活用方法について!

パラジウムとは

パラジウムは、ジュエリー以外にもたくさんの使用用途があります。

硬度がそれほど高くなく加工しやすいという点、そして経年による品質の劣化が起こりにくいという点で、私達の生活の中でもパラジウムが活躍するシーンはたくさんあります。

意外と身近!パラジウムはあの用途で良く利用されている!

例えば、パラジウムの用途として良く知られているのは、虫歯治療で使われる銀歯です。

銀歯は、パラジウムが20%、そして金12%を含む合金で作られています。人体へのアレルギーリスクはあるものの、詰め物やかぶせものの治療に幅広く使われています。

その他、工業用の部品の一部としても活躍!

また、工業用としてもパラジウムは活躍しています。

例えば、自動車製造においては、排気ガスに含まれている有害物質を除去するための触媒として使われています。

パラジウムを触媒にすることによって、排気ガスに含まれている炭化水素を水に変換したり、一酸化炭素を二酸化炭素へと変換してくれます。

また、電子・電気部品に使われることも多く、金や銀、またプラチナと合金にしてコンデンサーの材料になることもあります。

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パラジウムの価格が急騰?気になるその要因とは?

パラジウムとは

パラジウムは、以前では貴金属の中では比較的リーズナブルな種類に分類され、1g当たりの取引価格は2,000円前後でした。

しかし2018年末ごろから取引価格が高騰しており、現在では金の取引価格と同じぐらい価値が高い貴金属となっています。

1g当たりの価格が4,000円台となることもあり、プラチナよりも高額となっています。

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価格が高騰したパラジウムの背景!

パラジウムとは

パラジウムの価格が急騰した背景には、いくつかの理由が考えられます。

1つ目の理由!

パラジウムの産出は60%をロシアに頼っているという点です。

アメリカとロシアの間で起こる政治的緊張が原因で、ロシアがパラジウムの輸出を控えたことで、世界中のパラジウム価格が高騰してしまいました。

2つ目の理由!

希少価値が高いという点が挙げられます。

パラジウムは貴金属の中でも特に希少性が高いレアメタルに分類されています。そのため、きっかけがあると価格が高騰しやすいのです。

3つ目の理由!

ディーゼル車の低迷が挙げられます。

2015年ごろから自動車メーカーのディーゼル車排ガス不正処理が明るみとなり、ヨーロッパにおけるディーゼル車は全般的に低迷な状態が続いています。

そのためにガソリン車や電気自動車のニーズが高まり、その触媒として使われているパラジウムのニーズも高まって価格の高騰を引き起こした可能性があります。

パラジウムはジュエリーに適した貴金属?

パラジウムとは

パラジウムは、プラチナ系の貴金属で、色は美しいシルバー色をしています。

ホワイトゴールドを製造する際に割金として使われたり、プラチナの硬度を高めるための割金として使われるなど、既にジュエリーとしてパラジウムが使われている商品はたくさんあります。

パラジウム素材の特徴は高い硬度にあり!

パラジウムは、高い硬度があります。

プラチナよりも硬度が高いため、これを金やプラチナと混ぜることによって、ジュエリーの硬度が高まります。

傷がつきにくくなるという点においては、普段使いするジュエリーに使われていると、頼もしい貴金属と言えます。

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アレルギー体質の人は要注意!

しかしパラジウムには、アレルギー性があります。

そのため、金属アレルギーを持っている人の中には、パラジウムに対してアレルギー反応が出てしまうことがあります。

パラジウムが使われているのはジュエリーだけでなく歯科治療で使われる銀歯などもあるので、金属アレルギーを持っている人は注意したほうが良いでしょう。

パラジウムはまた、経年劣化による変色が起こりにくく、他の貴金属と比べて軽量です。

そのため、大ぶりなジュエリーの素材として使うと、ゴージャスで存在感のあるデザインでも軽量に仕上がるというメリットが期待できます。

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まとめ

2018年ごろから取引価格が急騰しているパラジウムは、ホワイトゴールドやプラチナの割金として使われるほか、歯科治療では銀歯として使われる等、たくさんの使用用途があります。

軽量で変色しにくく、硬度が高いため、ジュエリーの素材として使うとたくさんのメリットが期待できますが、アレルギー性があるので金属アレルギーを持っている人は注意したほうが良いでしょう。

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