• 2021.06.09

幻のファンシーカラーダイヤモンド!Dカラー以上の価値を持つレッドダイヤモンドとは?お値段は?

レッドダイヤモンドとは?

ダイヤモンドと言えば、無色透明な宝石をイメージする人は多いものです。しかし、ダイヤモンドの中にはファンシーカラーと呼ばれる希少価値の高い色付きもあり、イエローやピンク、ブルーやブラウンなど多種多様な色があります。その中でも、特に希少性が高いのがレッドダイヤモンドではないでしょうか。ルビーような深紅色をしたレッドダイヤモンドは、ダイヤモンドが持つ美しい輝きをそのまま残しながら、鮮やかな色で見る人を魅了します。

レッドダイヤモンドはとても希少価値が高く、世界中で採掘できるわけではありません。特定の産地はありませんが、産地として知られているのはオーストラリアのアーガイル鉱山です。アーガイル鉱山はピンクダイヤモンドが採掘できる鉱山として知られていますが、ピンクの色味が強くなって赤くなり、レッドダイヤモンドとなるケースもあります。

現在、存在するレッドダイヤモンドの中でも最も大きなものは、ムサイエフ・レッドダイヤモンドです。1990年代にブラジルのアバエテ河で発見されました。ムサイエフ・レッドと呼ばれるこのダイヤモンドは、大きさは5.11カラットで、トリリアンカットを施されています。透明度はインターナリーフローレスと評価されており、上から2番目の評価です。無色透明のダイヤモンドでも、この上から2番目の評価を得ることは簡単ではありません。ファンシーカラーダイヤモンドの中でも特にレアなレッドダイヤモンドで、しかもこのクオリティというのは、奇跡と言っても過言ではないでしょう。

このムサイエフ・レッドは、2003年にはアメリカのワシントンDCにあるスミソニアン国立自然史博物館に展示されたこともありました。

ムサイエフ・レッドと同じぐらい大きなレッドダイヤモンドもあります。5.05カラットのカザンジャン・レッドダイヤモンドや、5.03カラットのデヤング・レッドダイヤモンドです。カザンジャン・レッドダイヤモンドは南アフリカで1926年に採掘されたもので、エメラルドカットに仕上げられています。一方、デヤング・レッドダイヤモンドは世界で3番目に大きなレッドダイヤモンドですが、色味がガーネットとよく似ていたため、採掘当初は巨大なガーネットとして販売されていました。しかし、ガーネットよりも硬度が高くて傷がつきにくいと感じた宝石商が調べたところ、希少価値が高いレッドダイヤモンドだと分かったのです。

レッドダイヤモンドの色や種類について!

レッドダイヤモンドには、色の濃さによって3種類に分類することができます。Fancy Redと呼ばれるナチュラルな赤色、Fancy Purplish Redと呼ばれる紫がかった赤色、そしてFancy Orangy Redというオレンジがかった赤色です。

このうち、ダイヤモンドとしての価値が最も高いのは、ナチュラルな赤色です。ただし、レッドダイヤモンド自体が世界に30個程度しかないレアなものなので、色が薄くてもかなりの価値があることは間違いありません。

レッドダイヤモンドの値段の基準が気になる!

レッドダイヤモンドは世界に30個程度しかなく、無色透明の一般的なダイヤモンドと比べると、その希少さは比較できません。レア過ぎて市場に流通することはありませんし、流通したら、色の薄さや濃さに関わらず、数億円を超えても不思議ではないでしょう。

レッドダイヤモンドを見るためには、世界のジュエリー博物館に足を運ぶ必要があります。それでも、手に持って楽しめるというわけではなく、ケース内に展示されている小さなレッドダイヤモンドをガラス越しに見る、というほどです。

最も有名なレッドダイヤモンドはHancock Red(ハンコックレッド)

レッドダイヤモンドの中でも最も有名なものは、Hancock Redと呼ばれています。これは1987年にオークションに出品されたダイヤモンドで、カラットあたりの価格がオークション史上においてどの宝石よりも高額になったことで話題となりました。ちなみに、ハンコックレッドの落札価格は88万ドルで、予想されていた落札価格の8倍という記録も持っています。カラットあたりの価格は926ドルで、いかにレッドダイヤモンドがレアな存在で、多くの人が注目していたダイヤモンドだったかが分かります。

このハンコックレッドをきっかけとして、世界中でファンシーカラーのダイヤモンドが注目されるようになりました。世界中の宝石職人たちは、ファンシーカラーダイヤモンドの色の魅力を最大限に引き出せる加工技術を研究し、現在ではさまざまなファンシーカラーダイヤモンドが美しい色で私たちを魅了してくれます。

まとめ

レッドダイヤモンドは、希少価値がとても高いファンシーカラーダイヤモンドです。市場に流通することはほとんどなく、多くは美術館などに展示されています。数億円の値段がつけられるレッドダイヤモンドも存在するほど、珍しくて高価なダイヤモンドだと言えます。

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