• 2021.06.09

ダイヤモンドの最高峰グレード!Dカラーとはどんな品質なの?





Dカラーとは?

ダイヤモンドの品質は、4Cと呼ばれる評価基準によって評価されます。その4C基準の一つであるColor(カラー)は、ダイヤモンドの色を評価したものです。

ダイヤモンドには、無色透明なものもあれば黄色がかったものまで、さまざまな色があります。4Cカラーの評価においては、無色透明なものが高評価され、黄色みが強いものは評価が低くなります。評価は最高峰のDグレードから始まり、アルファベット順にZグレードまで、23段階あります。

Dカラーとは、このダイヤモンドのColor評価において最高グレードということを意味しています。つまり、石の色という点で、黄色みが全く入っていない完全無色透明のダイヤモンドだということです。

カラーグレードの仕組みも解説!

ダイヤモンドのカラーグレードは、アルファベットのDから始まってZまで存在しています。アルファベットを使うなら、どうしてAからCまでは使わずにDから始まっているのか、疑問に感じたことがある人は多いかもしれません。

現在の4C評価基準が国際基準となる前には、ダイヤモンドの色評価はA~Cの3等級に分類されていました。しかし、その後GIAが細かい分類方法や定義を決めたことで、混乱を避けるために、それまで使用していたA~C以外のアルファベット、つまりDからスタートしたというわけです。

ちなみに、カラーグレードは、DカラーからFカラーまでがColorless(無色)に評価される最高峰レベルとなります。その後、GカラーからJカラーまではNear Colorless(ほぼ無色)と分類され、Faint(ごくかすかな色味)やVery Light(かすかな色味)、そしてTカラーからZカラーまでのLight(色味あり)と続きます。

ダイヤモンドの色で人気が高いのは、やはり最高峰と言われるDカラーです。ジュエリーブランドの中には、Dカラーだけではなくても、無色透明のハイグレードのダイヤモンドしか取り扱わない所もあります。

カラーとクオリティーはどちらが重要?

ダイヤモンドの品質は、色だけで決まるわけではありません。ダイヤモンドの品質を決める4Cでは、Color(色)に加えてClarity(透明度)やCarat(重量)、そしてCut(カット)など、複数の評価基準を設けています。カラーも評価基準一つですが、たとえDカラーのダイヤモンドでも、傷がついているためにClarityが低かったり、Caratが小さかったり、また職人のカットが低評価なものは、残念ながらクオリティが高いダイヤモンドとは言えないかもしれません。

ダイヤモンドのクオリティーは、色や透明度、そしてサイズやカットなどの複数の要素で決定されます。一つ一つの評価が異なるために、一つ一つのダイヤモンドが別の表情を見せてくれます。カラーやクオリティーは鑑定書を見ながら意識するとしても、自分に似合う気に入ったダイヤモンドを見つけたいものです。





カラーに影響を及ぼす要素とは?

ダイヤモンドのカラーに及ぼす要素は、たくさんあります。ダイヤモンドが生成される過程においては、自然の影響によって無色透明のダイヤモンドが作られることもあれば、黄色みの強いダイヤモンドも作られます。地球のプレートから受けた圧力やマグマによって、どのぐらいの熱を受けたのか、どのぐらいの期間圧縮されていたのかなど、さまざまな要素が色に影響を与えています。

それだけではありません。同一のダイヤモンドでも、鑑定士によっては異なる判定が下される可能性もあります。その理由は、ダイヤモンドの色は資格を持つ鑑定士が判定するからです。この際、できるだけ高い精度で評価を行うために、2人以上の鑑定士が一つのダイヤモンドに対して鑑定をするというルールがあります。それでも、機械ではなく人間の目で評価判定するわけですから、さまざまな要素が影響を及ぼします。

例えば、ダイヤモンドのカット方法によって石の輝きが変わりますし、反射した光の色が若干変わることもあります。特に、ラウンドブリリアントカットのように58面という多面体の場合には、さまざまな方向から光が当たり、その光を反射して輝きます。そのため、カラー判定する際にも一定の環境下で行わなければ、正確な判定はできません。

また、ダイヤモンドの色は光源によっても影響を受けます。窓から入る自然光でも、光が入る方向によって色に与える影響は異なります。ダイヤモンドの色判定を行う鑑定士は、北側の窓から入る自然光に近いスペクトル分布でなければいけないというルールが決められており、波長は366mmの長波紫外線を使用しなければいけません。

さらには、鑑定士の瞳の色や着けているコンタクトレンズの色などによっても、ダイヤモンドのカラー判定が異なる場合があります。

まとめ

4C評価基準においてDカラー~Zカラーに分類されるダイヤモンドの色は、自然の中で生成される過程における条件によって色が変わるだけでなく、判定士によっても色判定が変わることがあります。光源や明るさなど、判定する環境が色評価に影響を与えるだけでなく、ダイヤモンドのカットなども影響を与える要素となります。

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