• 2021.06.09

ファンシーカットダイヤモンドとは?どんな種類がある?

ファンシーカットとは?

ダイヤモンドと言えば、無色透明で美しい輝きを持つ石をイメージする人は多いです。確かに、ダイヤモンドの4C評価では、無色透明の石は高評価されます。しかし石の中には、無色透明ではなくピンクやパープルなど珍しい色のついたダイヤモンドもあります。そうした石の色の美しさを最大限に引き出そうというカット方法が、ファンシーカットと呼ばれるものです。

ただし、ファンシーカットされるダイヤモンドの全てが、色付きの石というわけではありません。ハートの形やペアシェイプなどは、ダイヤモンドの色に関係なく見る人を魅了する魅力があります。そのため、無色透明な石に対しても、ファンシーカットを施すことは少なくありません。また、原石の状態からダイヤの大きさをできるだけ残したい場合にも、ラウンドブリリアントカットではなくファンシーカットが選択されることもあります。

ファンシーカットの施されたダイヤモンドの魅力

ファンシーカットは、ダイヤモンドに対してさまざまな価値や魅力を与えてくれます。例えば、黄色がかったダイヤモンドは、4Cの評価基準においては価値が低いとみなされてしまう傾向があります。正攻法のラウンドブリリアンカットでは、無色透明のダイヤモンドよりも価値が下がってしまうでしょう。しかし黄色がかったダイヤモンドの色を引き立たせるために、あえてファンシーカットを施すことで、ダイヤモンドの大きさを引き立たせることができたり、黄色という色を魅力的な色に見せることも可能です。カット方法によってダイヤモンドの価値は変わるため、ファンシーカットによって価値を高めることができる石もあります。

ファンシーカットの種類について

ファンシーカットには、いろいろな種類があります。ダイヤモンドのカット方法の中でも王道的なものと言えば、ラウンドブリリアントカットですが、ラウンドブリリアントカット以外はすべてファンシーカットに分類されます。

ダイヤの印象はラウンドブリリアントカットでも、円形ではなくて楕円形にカットされているものは、オーバルカットと呼ばれています。楕円形にもいろいろな形があり、細長いものもあれば、円形に近いものまで様々です。

ファンシーカットの中でも人気があるカットは、ハートシェイプカットです。これは、ハートの形にダイヤモンドをカットしたものですが、丸みを持たせたハート形にカットするためには相当な技術を必要とします。また、原石の形によってはハート型にカットすることが難しいケースも多く、人気に反してなかなかレアなカット方法だと言えるでしょう。

長方形にカットされて、まるで無色透明のエメラルドのように見えるものは、エメラルドカットと呼ばれています。立方体の角を削り落としたような形で、面の数はラウンドブリリアンカットほど多くありません。

洋ナシの形をしているペアシェイプカットも、人気があるファンシーカットです。ネックレスのヘッド部分に使われることが多いカットですが、指輪にも使われています。

船の形をしたマーキースカットもまた、ファンシーカットで人気のカット方法です。オーバルカットのように細長い形をしていますが、先端がとがっている点が特徴的です。

ファンシーカットはどう選ぶ?メリットやデメリットも解説

ファンシーカットには、さまざまな形があります。自分の好みで選べるので、個性的なダイヤモンドを選べるという点が、大きなメリットだと言えます。例えば、ハート形のダイヤモンドを身につけていたら、周囲はその形がとても個性的で魅力的だと感じる事でしょう。一般的なラウンドブリリアントカットも素敵ですが、ファンシーカットの方がフェミニンさや繊細さなどを表現できるという点もまた、メリットだと言えます。

また、同じ原石でもファンシーカットなら、ラウンドブリリアントカットよりも大きなサイズを残すことができます。鑑定書によって品質を評価されるダイヤモンドではなく、形や色を楽しむことに焦点を当てたファンシーカットなら、同じ予算でも大きなダイヤモンドを選ぶことができます。この点もまた、ファンシーカットのメリットだと考えられます。

デメリットとしては、輝きが劣るという点が挙げられます。カット面がラウンドブリリアントカットよりも少ないため、光を反射する面の数が少なく、輝きという点ではどうしてもラウンドブリリアントより劣ってしまいます。同じカラット数のダイヤモンドを比べると、輝きという点ではラウンドブリリアントの方が優秀です。

また、形を楽しむためにはある程度のサイズが必要となるため、小さなサイズだとファンシーカットの良さや魅力を存分に楽しめないことが少なくありません。ファンシーカットを選ぶ際には、ある程度の大きさがあって形を楽しめるサイズを選ぶと良いでしょう。

まとめ

ファンシーカットは、ハートやペアなど円形以外の形を楽しめるダイヤモンドのカット方法です。色付きダイヤモンドの色を楽しめたり、オシャレで個性的な形を楽しめるなど、4C評価にとらわれないダイヤモンドの魅力を堪能できます。

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