• 2021.06.08

ダイヤモンドでよく聞く「カラット」とは?1カラットはどのぐらい?





カラットの起源とは?

ダイヤモンドを購入する際には、よくカラット(Carat)という言葉を耳にします。これは、石の重量を示す単位で、国際基準として使われています。この基準を最初に考案したのはGIA(アメリカ宝石学会)で、現在では世界中でダイヤモンドの重量はカラットという基準で表示されています。

もともとカラットは、ギリシャ語でKeratien(ケラチオン)に由来しています。ケラチオンとはイナゴ豆のことで、どの豆もサイズがほぼ同じで、1粒の重量が0.197gだという特徴があります。カラットが世界標準として確立される前の時代では、ジュエリートレーダーたちがダイヤモンドの重さをはかる際に、このいなご豆を使って天秤にかけていました。このことから、ダイヤモンドの重量はカラットと表示されるようになったのです。ちなみに、1カラットの重量はイナゴ豆の重量にちなんで、1カラット=0.2gとなっています。

カラットの種類について!

カラットというと、私達の多くはダイヤモンドの重量を測る単位だとイメージするでしょう。確かに、ダイヤモンドだけでなく、宝石の重量を計測する際には、Carat(Ct)という単位を用います。しかし貴金属の重量を測る際には、Caratに加えてもう一つ、Karatというものがあります。

Karatは、貴金属の中でも金の純度を示す際に使われる単位です。不純物が混ざっていない純金は、24Kと表示されますが、このKはKaratのことです。Karatは、金の純度を24分割して、18Kなら金の純度は24分の18、つまり75%の純度と表示されています。

カラットの意味!表示方法も押さえておこう!

ダイヤモンドのカラットは、石の大きさではなくて重量を示す単位です。しかし、ダイヤモンドの1カラットは0.2gと決められているため、カラット数が多くなれば必然的にダイヤの大きさも大きくなる傾向があります。

カラットは、ダイヤモンド以外の宝石にも使われますが、石ごとによって質量は異なります。つまり、同じ1グラムの石でも、石の種類によって大きさが異なるのです。密度の軽い石もあれば重たい石もあるため、同じ1カラットの宝石でも種類によって大きさは異なります。

ダイヤモンドの見た目の大きさは、カラットによって決まるだけでなく、職人がどのようにカットしたかによっても大きく変わります。職人のスキルによって、同じカラット数の石でも大きく見えるものもあれば、小さく見えるものもあります。

Caratの表示方法については、2つの異なる考え方があります。ダイヤモンドがあしらわれているジュエリーの中には、複数の石が使われている作品もあります。本来のCaratは、ダイヤモンド1石の重量を示す単位ですが、ジュエリーによっては使われているダイヤモンド全体の重量の合計をCarat表示しているものもあります。この場合、1粒の石だけの重量ではなく、複数の石の重量の合計ということになります。特に、1粒が0.2Carat以下のメレダイヤと呼ばれる小粒ダイヤが使われているジュエリーの場合には、ダイヤモンドの総量がCarat表示されることが多いです。もちろん、宝石としての価値は、1粒の大きさが大きなものほど高くなります。そのため、同じ1カラットでも、1粒が1カラットなのか、それともメレダイヤも含めたダイヤの総量が1カラットなのかによって、そのジュエリーの価値は大きく変わります。

ダイヤモンド選びの3つのポイントとは?

ダイヤモンドを選ぶ際には、3つのポイントを抑えたいものです。

マジックサイズを狙おう

ダイヤモンドのマジックサイズとは、そのサイズを境目として価格が大きく変わるサイズのことで、0.5ct、0.75ct、そして1.0ctがあります。例えば0.499ctと0.501ctとでは、見た目の大きさはほとんど変わりませんが、価格の面では20%以上変わってしまうこともあります。見た目も満足でき、価格も満足できるダイヤモンドを探すなら、マジックサイズが狙い目です。

Carat表示方法に注意しよう

ジュエリーのCarat数は、ダイヤ1粒当たりの重量なのか、それともメレダイヤを含めた総量なのかによって、宝石としての価値は大きく変わります。ジュエリー全体にエレガントで豪華な雰囲気を与えてくれるメレダイヤですが、石としての価値という点では、1粒の大きさが大きなダイヤにはかないません。見た目を重視するのか、それとも宝石としての価値を重視するのかによって、選びたいジュエリーは変わるでしょう。

一生もののジュエリーは大粒を狙いたい

婚約や結婚の際に贈る指輪にダイヤモンドをあしらうなら、資産としての価値が高く、そして長い人生の中でリフォームが可能な大粒カラットを選ぶのがおすすめです。年齢と共に指が太くなったりシワができたりして、指輪が似合わなくなってしまうことは起こります。そんな時、大粒ダイヤの方がジュエリーのリフォームをしやすいという点で、フレキシブルではないでしょうか。





ダイヤモンドに関するその他の価値!

ダイヤモンドの価値は、カラットだけでは決まりません。23等級に分類される色を始め、透明度や職人のカット技術などによっても、価値は大きく変わります。ダイヤモンドのジュエリーを選ぶ際には、カラットだけに惑わされるのではなく、その他の評価基準も参考にしながら、気に入った一つを選びたいものです。

SNSでシェア

SNSをフォロー